相続を重ねると法定相続人はねずみ算式に増えてしまいます…。

相続_戸籍謄本
岩手県盛岡市の街中で、荒廃した空き家を見かけることがあります。大通りやカワトクの付近でも目につくことがありますね。
空き家となっている理由はさまざまあると思いますが、所有者が先代名義のままであるために空き家の状態が続いているものもあります。

こうしたケースで問題となるのが、法定相続人がねずみ算式に膨らんでしまっていることですね。ご存知のとおり、 不動産の相続登記や銀行解約などの相続手続きを進めるには、原則として相続人を特定し、相続人全員による遺産分割協議が必要になります。
上記ケースのように、遺産分割をしないまま相続が繰り返されると、相続人はねずみ算式に増えてしまいます

先日、盛岡市にお住まいの方から、曾祖父の代から相続登記をせずに放置されている土地がある…と相談を受けました。ご相談者様は70代の方でした。
「70代のご相談者様の曾祖父」、、、、、文面からもわかるように相続人調査は非常に労力を要する内容となりました。 法定相続人を確定するためには、曾祖父はもちろんのこと、亡くなっている相続人についても出生から死亡に至るまでの戸除籍謄本等を収集する必要があります。気が遠くなるような話ですね。

このようなケースでは戸籍収集をするだけでも大変なのですが、さらに厄介なのは、相続人調査をした結果、会ったこともない人や連絡がつかない人とのやりとりが必要になることですね。場合によっては、認知症などで意思表示ができない方がいらっしゃることもあります。相続人調査は慣れていないと非常に手間がかかるため、難航してしまうケースもあるでしょう。
自分で探すことが難しい場合には、是非そうぞく税理士法人へご相談ください。

相続登記をはじめとした相続の手続きは面倒に感じるかもしれませんが、故人名義のまま放置してしまうと、いざ名義を変えようとした際の手続きが非常に煩雑となってしまいます。相続に関しては、時間の経過とともに問題が解決するどころか、問題はより複雑になってしまう可能性が高いです。難しい状況にならないうちに、相続人同士が協力し専門家の助言を仰ぎながら進めていきましょう。

【著者プロフィール】浜田勇毅(はまだゆうき)|そうぞく税理士法人 代表
秋田県秋田市出身の相続専門税理士/行政書士。開業前は全国規模の大手税理士法人にて相続・事業承継の専門家として従事していた。2020年にはまだ税理士事務所を開業し、"相続相談は完全無料"の事業理念のもと、現在まで100件以上の相続案件をサポートした実績がある。相続税申告案件はもちろんだが、多くの行政書士案件(戸籍収集、銀行解約、遺産分割協議の作成など)の経験もある。盛岡市を拠点とし、周辺市町村(滝沢市、矢巾町、紫波町、花巻市、北上市など)のみならず岩手県内全域を対応可能エリアとする。