一次相続と二次相続を合わせて考えないと、税負担が大きくなってしまう可能性があります。
つまり、どちらの相続においても法定相続人となる「子供」の負担する相続税額が大きく変化するということです。
遺産の分割方法を変えるだけで、
数百万円、数千万円もの相続税を節税できる可能性があります。
税額が変化する代表的な理由は次の3つです。

二次相続では、配偶者に対する税額軽減が使えない

二次相続では、基礎控除額や非課税枠(生命保険金・死亡退職金)が少なくなる

二次相続では、相続人1人当たりの相続財産と相続税額の額が多くなる
これら3つをしっかりと理解したうえで相続対策と向き合っていきましょう。
一次・二次を通じた相続対策には、正確なシミュレーションを行う必要があります。